鴻池組は1871(明治4)年に大阪で創業しました。
以来、土木・建築事業を中心に、地球環境に配慮した社会資本の整備や街づくりを通じて、社会に貢献してくことを目指しています。
また、2015年より積水ハウスグループの一員となり、積水ハウスが持つ“住”に関する経営資源と鴻池組が持つ“建築・土木”の経営資源を融合させ、さまざまな取り組みでシナジー効果を創出しています。
ものづくりの技術と経験をいかして、ビルや道路、橋などの建造物を建設したり、地球環境に配慮した街づくりや社会資本の整備によって社会に貢献するという想いをまとめた言葉で、次の3つの礎を経営理念の3本柱としています。
当社は2021年に創業150周年を迎え、コーポレートスローガン「まじめに、まっすぐ」を新たに制定しました。
変わらずに受け継がれる社是の精神、お客様や地域の人々、社会と真摯に向き合う姿勢、その情熱を「まじめに、まっすぐ」とストレートに表現しています。かつて創業者 鴻池忠治郎が語った「控え目に、堅実に、立てるべきは立て、進むときは思い切って進む。」の精神を今も受け継いでいます。
2015年積水ハウスグループの一員に
1982年海外事業部を発足し、アフリカ、東南アジアを中心に進出
1972年技術研究所を設置
1945年運輸部門を鴻池運輸株式会社として独立
1918年「株式会社」へ改組
1898年淀川改良工事で本格的に建設事業に進出
1871年大阪で鴻池忠治郎が個人創業
※2022年12月期のデータです。
売上高は「建築分野」「土木分野」「その他」の合計です。
鉄道やトンネルだけでなく、災害対策やスポーツ施設など幅広い工事を手がけています。
鉄道やトンネルだけでなく、災害対策やスポーツ施設など幅広い工事を手がけています。
構造に関する技術や設計力を活かして、近年は高層マンションや大型物流倉庫を数多く手がけています。
構造に関する技術や設計力を活かして、近年は高層マンションや大型物流倉庫を数多く手がけています。
建築系 44%
土木系 29%
機械・電気系 3%
事務系 24%
道路に鉄道、上下水道などのインフラや、オフィスビル、文化施設や学校などのランドマーク、全国でさまざまな施設建設を行っています。
タイ・ベトナム・ミャンマーの東南アジア地区をはじめ、ケニアなどの中央アフリカには1980年代から拠点を構え、ODAや日系企業の事業展開PJなどを行っています。
地震や津波、大雨などの自然災害に見舞われた際に発生する災害廃棄物は、早期の復旧・復興に向けて喫緊の課題となります。鴻池組はこの災害廃棄物の処理に積極的に取り組んでいます。
例えば大雨による土砂災害廃棄物について、業界に先駆けて取り組んできた環境浄化技術を活かして、廃棄物の高いリサイクル率を達成しています。
当該業務では豪雨による土砂災害で発生した災害廃棄物の中間処理を行うもので、さまざまな選別機械や技術を組み合わせて廃棄物を適切に分別し、埋立材や再生砕石、バイオマス発電の燃料などとしてリサイクルしました。また、手作業による丁寧な選別を行ったことで、災害で紛失した市民の遺失物も数多く個人へ返却することができました。
常に社会から必要とされ、社会に貢献できる企業を築いていくこと。
それが鴻池組の考えるCSRです。
※2022年度実績