建築 2013年入社 建築学科/建築工事事務所 池本 孝一朗 /Ikemoto Koichiro
互いを思いやる気持ちを基点に
鴻池組の象徴となるような、
スケールが大きい建築を手掛けたい。
INTERVIEW
01入社のきっかけを教えてください。
もともとモノづくりに興味があり、高専4年生の夏休みにインターンシップで2週間、鴻池組の現場に行きました。その時に印象に残ったのが、現場で働く社員の方がおっしゃった「建物をイチからつくっていくと完成した時に自然と涙が出る」という言葉です。私もそれだけの情熱を持って、仕事に取り組み、感動を得られる仕事をしたいという気持ちになり入社を希望しました。また、人の輪を大切にしている社風にも魅力を感じました。
02どこに仕事のやり甲斐や魅力を感じていますか?
入社以来、建築の施工管理の仕事を担当しています。現場の危険箇所の確認作業から、外部足場の図面作成、各種材料関係の発注まで、色々な業務を行います。その中で、この仕事の魅力は、自分で計画した一つひとつの小さな仕事がこの大きな現場を動かしていると感じられるダイナミックさにあると思っています。一方で、この大きな責任はプレッシャーでもありますが、計画した通りに工事が進み、完成したときには大きな達成感があります。
03仕事で出会った人達との印象に残ったエピソードを教えてください。
入社3年目で、事務所ビル建設の工事を担当しました。敷地いっぱいに鉄骨を建てる計画で、クレーンの配置、鉄骨を建てる順番、材料の搬入など、上司や職人の方々と打ち合わせ重ねて業務を進めていくのが私の仕事でした。初めて担当した業務ということもあり、職人の方に自分の思いを伝えて実行していただく難しさを痛感しました。この現場によって、コミュニケーション力を鍛えることも工事を計画通りに進める重要なポイントだと気付く良い経験ができました。
04社風や職場の雰囲気にはどんな特徴があると思いますか?
先輩や同僚、一緒に現場で働く協力会社の方々まで、全員が思いやりをもって仕事をしているのが大きな魅力です。この仕事では、コミュニケーションをとることがとても重要だと知っているからこそ、お互いを思いやる良い環境が形成されていると思います。そのことを私達も常に念頭に置いて取り組んでいるため、協力会社の方々からも「鴻池組は仕事がしやすい」と言われるほど、どの社員も思いやりをもって仕事に向かっていると思います。
05入社後、自身のどんな部分が成長したと感じますか?
どのような職業でもそうかもしれませんが、特に大勢の人が関わるこの仕事では、段取りがとても重要だと考えています。そのスキルを高めるには、物事を先まで見通すこと、無駄を減らすこと、相互コミュニケーションを意識することの3つが大切です。それらが、自然と段取り良く物事を進められる秘訣だと思っています。日々の仕事を通してこの3つに関しては、特に成長できたと感じています。
06今後の目標や挑戦したいことを教えてください。
目の前にある仕事をしっかりとこなし、社内外から評価を受けるために技術と知識を高め、周囲から頼りにされる存在になることが当面の目標です。その上で、工程、原価、安全、品質管理など、所長として現場を引っ張っていけるような社員になりたいです。そして、いつかは、鴻池組の象徴となるような、誰もが知るスケールの大きい建物の施工管理にも挑戦したいです。
1 DAY SCHEDULE ある1日のスケジュール
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- 7:30
- 出社、作業スケジュールの確認
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- 8:00
- メールチェック及び個人作業
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- 9:30
- 躯体工事の出来形確認
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- 11:00
- 協力会社との翌日の作業打合せ
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ランチ
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- 13:00
- 現場巡回
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- 14:00
- タイル工事進捗確認
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- 16:00
- 事務所内ミーティング
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- 17:30
- 計画書等書類作成
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- 19:30
- 退社