日本建築学会大会 福岡で開催 / 土木学会全国大会 広島で開催

日本建築学会大会 福岡で開催

技術研究所 藤原光弥

2007年度日本建築学会大会が8月29日~31日の3日間、「ひと・まち・いのち~建築」をメインテーマに福岡大学で開催されました。

国際シンポジウム「アジアのサステナブル建築を創造する」をはじめとした記念行事やアジアの玄関口ならではの講演会・見学会が催され、9年ぶりの九州地区 開催ということもあって、約1万人が参加し非常に盛況でした。また、「中越沖地震とまちの復興支援」と「2007年新潟県中越沖地震調査報告」の2つの緊 急集会も開催され、多くの参加者の興味を引いていました。

学術講演会では、12部門合計6,230題の論文発表が61会場に分かれて行われ、当社からは、材料施工、構造、環境工学の各部門で合計10題の発表を行いました。

土木学会全国大会 広島で開催

土木本部統括部 富澤直樹

土木学会平成19年度全国大会が、「人口減少下における地域の活力向上をめざして~土木技術者からの提言~」をテーマに、9月12日~14日の3日間、広島大学東広島キャンパスで開催されました。

厳しい残暑の中5,100人を超える参加があり、天候以上に熱い討議が繰り返される盛大な会となりました。本大会では、「わが国における社会資本の現状評 価」と題した土木学会長による特別講演会、前述の本大会のテーマに関するパネリスト4名とコーディネーターによる全体討論会、22の研究討論会、および第 62回年次学術講演会が行われました。

学術講演会においては、1~7の7部門と共通セッションで計486セッション、3,212題の発表が行われました。当社からは、山岳トンネルに関する技術 開発の成果等について2題の発表を行いました。3日間にわたり開催された学術講演会の各セッションでは、紙面に表現されていない事柄に関しても熱心な質疑 応答や意見交換が行われ、情報を入手する上で貴重な機会であることが再認識されました。

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438号(2008年01月01日)