【中高生による投稿】わたしが見つけた鴻池組
こんなところにも鴻池組!
さまざまな場所で活躍する鴻池組を、中高生ライターが見つけてご紹介。
あなたも街で鴻池組を探してみませんか?

横浜翠陵高校
鴻池チーム2班
わたしたちが見つけた鴻池組
1906年に設立された建設会社で土木・建築工事を手掛けています。インフラ整備や環境事業に注力し、技術力と信頼性で知られています。
鴻池組は、建設業界での長い歴史と実績を持つ企業であり、その魅力は多岐にわたります。まず、日本の重要なインフラを支えるプロジェクトに関わっており、例えば橋やトンネル、ビルなど、私たちの生活に欠かせないものを手がけています。こうした大規模なプロジェクトに携わることで、社会に貢献しているという実感を得られるのは、非常に魅力的です。
また、技術力の高さでも知られています。最新の建設技術や環境に配慮した施工方法を取り入れており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行っています。これにより、未来の建設業界をリードする存在としての期待が寄せられています。
さらに、社員の成長を重視し、研修制度やキャリアアップの機会が充実しています。若い世代が自分の可能性を広げるためのサポートがあるため、将来のキャリアを考える高校生にとっても魅力的な選択肢となります。
最後に、その社風も魅力の一つです。チームワークを大切にし、社員同士のコミュニケーションが活発で、働きやすい環境が整っています。こうした環境で働くことで、仲間と共に成長し、達成感を味わうことができるのは、非常にやりがいのある経験です。
以上のように、鴻池組は社会貢献、技術力、社員育成、そして働きやすい環境といった多くの魅力を持つ企業です。高校生として、将来の進路を考える際に、こうした要素をしっかりと見極めることが大切だと思います。
鴻池組を調べてみて
鴻池組の歴史や技術力に驚きました。社会インフラを支える重要な役割を担っており、将来のキャリア選択において魅力的な企業だと感じました。

中山町立中山中学校
ワタリドリ組
日本最古の『石鳥居』の保存修理
地名の由来にもなっている山形市鳥居ケ丘にある、約1000年前の平安時代に建てられた国指定重要文化財『石鳥居』の保存修理工事を鴻池組が行いました。
鴻池組は、大手ゼネコンなので巨大ビルや大規模な道路工事のみ手がけていると思ったら、わたしたちの住む街にある、身近な文化財の修理も行っていたことにびっくりしました。失敗は許されない文化財の修理。そこで、石材の強化と防水加工に適合した材料を探すために、専門のチームをつくり慎重に時間をかけて、筑波にある研究所で分析と実験を繰り返し行ったそうです。調査と分析に2年、工事に半年もかけています。その他に鴻池組は、忠臣蔵で有名な浅野内匠頭夫妻のお墓の修理、イタリアのピサの斜塔の土壌の改良工事の最終候補に残ったり、アンコールワットの修理を行うなど日本国内外で活躍しています。世の中の人のために役立つ仕事をしているのが鴻池組の魅力だと思いました。
近くで見ると、直径約1メートルの石柱がものすごく太くて大迫力。1000年前にはクレーンなどの大型機械もないのにどうやって石材を建てたのだろうか。ただし凝灰岩でできているため表面は風化してボロボロ。そのため、鴻池組が石材の表面の強化処理を行った。これからも定期的に修理を行い、わたしたちの郷土のシンボルとして末永くその姿を保ち続けてほしい。

磐城緑蔭高等学校
コウノトリ組
鴻池組をさがせ!
私たちは鴻池組旧本店について調べました。調べる方法はWebサイト、探求の授業の資料から閲覧し、その際に国指定の登録文化財になっていたところにすごく驚いたため調べてみることにしました。
私たちは鴻池旧本店について調べて気づいたこと、わかったこと、驚いたことは3つあります。
1つ目は和の文化と西洋の文化が一緒になっているというところです。普通は片方のみや、日本なのだから和の文化のみだと思っていたのですが両方が一つの建物になっているところにすごい驚きました。日本が鎖国が終わり外国との貿易を取り入れているということをこの建物から理解することできます。さらに和館・洋館の両方に鴻池組にちなんだ鳳凰のモチーフが採用されていて鴻池組を残していくという思いが強く残っているなと感じました。
2つ目は第二次世界大戦の空襲を免れて残っているというところが驚きました。大阪にあって京都・奈良の近くで貴重な文化財がたくさんあったおかげで運がよかったというのもあるのだろうと思います。しかしそのおかげで日本と外国とのつながりを残せたので本当に残っていて良かったです。
3つ目は内装についてです。内装は和館・洋館ともに文化の違いか感じ取れました。和館は当時の暮らしを彷彿とさせるような大阪町屋の伝統に基づく造りになっていて創業当時の様子さえ感じることができました。洋館は保存の対象になる前に消えてしまったアール・ヌーヴォー建築が用いられていてとても質の高いステンドガラスなど日本と外国との建築のつながりも感じます。
したがって、私たちは鴻池組旧本店を調べて感じたことは鴻池組旧本店には日本にとっての重要な歴史的意義があるということです。
こんなに素晴らしい鴻池組が知られていないのが本当に残念に思いました。この魅力を面白さを伝え、誰もが知っている鴻池組となるような案を私たちはこれから考えていきたいと思います。