2025年03月12日 リリース
株式会社鴻池組(本社 大阪市中央区 代表取締役社長渡津弘己)、株式会社東京テクノ(東京都町田市 代表取締役 岡本利治)、武蔵野土木工業株式会社(東京都町田市 代表取締役 土方利夫)は、結合材の70%に高炉スラグ微粉末を使用したCELBIC(セルビック)*1に、製造~保管の工程を経て二酸化炭素(CO2)を固定したCCU材料である再生骨材を使用した環境配慮型コンクリート(CELBIC-RA)の国土交通大臣認定(MCON-4756・4757)を取得いたしました。
CELBIC-RA(Consideration for Environmental Load using Blast furnace slag In Concrete - Recycled Aggregate)は、普通ポルトランドセメントの70%を高炉スラグ微粉末に置き換えて使用するとともに、製造~保管の過程で二酸化炭素(CO2)を吸収・固定したリサイクル材である再生骨材を使用した「低炭素性」と「資源循環性」を兼ね備えた環境配慮型コンクリートです。再生骨材MやLを使用しますが、国土交通大臣認定(MCON-4756・4757)を取得していますので、場所打ち杭や地下構造物等に使用することができます。
*1 CELBIC:建築コンクリート構造物に求められる所要の品質を確保しつつ、コンクリート材料に由来する二酸化炭素の排出量の約9~63%を削減する環境配慮型コンクリート
・普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートと比較して、同一強度におけるCO2排出量を70%以上削減することが可能です。 |
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CELBIC-RAは、下記のエリアに供給することができます。
【東京都】 :町田市・多摩市・八王子市(一部除く)・日野市・府中市・稲城市・立川市・三鷹市・国立市・調布市・国分寺市・武蔵野市(一部除く)・小金井市(一部除く)・狛江市
【神奈川県】:相模原市・横浜市(一部)・川崎市(一部)
CELBIC-RAは、場所打ち杭や基礎および居室に接しない地下躯体、CFT造の鋼管充填コンクリート等に適用することが可能です。
関連情報は以下のリンクをご確認ください。
環境配慮型コンクリートCELBIC-RA(再生骨材を使用したCELBIC)の実用化へ
以上
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