土壌汚染に対する鴻池組の取り組み
保有技術の紹介
高度な技術力と豊富な実績による大きな信頼
土壌汚染を取り巻く環境
平成14年に土壌汚染対策法が施行され、それを受けて不動産鑑定評価基準の改正や宅建業法施行令の一部改正、また各地方自治体の条例規制などが進み、土壌汚染の調査・対策のニーズは全国的に年々高まっています。一方、浄化対象となる汚染物質の種類は、土壌汚染対策法で規制されているものだけではなく、ダイオキシン類や農薬、さらに今年は、油汚染対策ガイドラインが環境省から通知されるなど、ますます拡大の傾向を見せています。
当社の取り組み
当社は環境分野にいち早く取り組み、既に1994年には実際の案件を取り扱ってきました。その後、単なる重金属や揮発性有機塩素化合物(VOCs)の対策だけではなく、次のような危険度の高い汚染案件を高度な技術で処理した実績を有しています。
- 溶剤・爆発物を含む不法投棄汚染対策工事(埼玉県新河岸川)
- 毒ガス原料漏洩によるヒ素汚染処理(広島県出島、ET250号参照)
- 化学兵器工場跡地土壌処理(広島県大久野島、ET294号参照)
- ダイオキシン汚染物のジオメルト工法による現地無害化処理(和歌山県橋本市、ET330、333号参照)
- ダイオキシン汚染土壌の熱脱着(TPS)工法による現地浄化処理(大阪府能勢町) 等
土壌浄化対策保有技術
あらゆる汚染に対応することを目指して、下表に示すようにそれぞれ特徴のある土壌浄化技術を保有しています。
お客様の満足を得るため
- 調査から施工、アフターフォローまでの一連の業務を提案・実施できます。
- 多様な当社の保有技術メニューからお客様の条件に応じた経済的な浄化工法を選ぶことができます。
- 豊富な施工実績を基に、情報管理や周辺住民等とのリスクコミュニケーションのノウハウを蓄積しています。
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(問い合わせ先)
土木技術部 笹本譲 TEL.06(6244)3675 / E-mail:sasamoto_yz@konoike.co.jp
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