安全・安心、快適で充実した都心居住を
鴻池組のタワーマンション

タワーマンションへの取り組み

鴻池組は、1976年に埼玉県与野市(現さいたま市)において、21階建ての「与野ハウス」を建設し、タワーマンションへの取り組みをスタートさせました。
その後、1980年代に入り、従来の鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)に代わり、高強度・高品質な鉄筋コンクリート構造(RC造)による躯体構築の技術開発を進め、1989年に大阪市で31階建ての「高見フローラルタウン15号棟」を設計・施工で完成させました。この建物は、西日本で初めてとなるRC造によるタワーマンションです。
1990年代以降は、安全性や快適性の向上、さらなる高層化に対応する技術開発を進め、現在までに60棟を超えるタワーマンションを建設しています。

与野ハウス(1976年、21階)

与野ハウス
(1976年、21階)

高見フローラルタウン15号棟(1989年、31階)

高見フローラルタウン15号棟
(1989年、31階)

グランドメゾン上町台ザ・タワー(2020年、40階)

グランドメゾン上町台
ザ・タワー(2020年、40階)

タワーマンションの建設実績

都市部を中心に全国各地での建設実績があります。1990年代から2000年の初頭までは、住宅・都市整備公団(現UR都市機構)など公共住宅での実績が多く、それ以降は民間デベロッパーによる分譲住宅が中心となっています。

近畿圏での近年の実績

首都圏での近年の実績

タワーマンションの建設技術

超高層RC技術

より強く、高品質なRC造の躯体を構築する技術です。構造や解析に関する「設計技術」、高強度の材料による「高品質な躯体を施工する技術」などがあります。
高強度コンクリートに関しては、品質管理技術や万が一に発生した火災時の爆裂対策技術などがあり、60階を越えるタワーマンションにも対応が可能です。
また、工場でRCの柱や梁、床などを製作し、現場で組み立てるプレキャストコンクリート工法を採用することで、高品質な躯体を効率よく構築します。

フレーム応答解析モデル

フレーム応答解析モデル

柱部材実験状況

柱部材実験状況

PCa部材の取付状況

PCa部材の取付状況

免震・制振技術

建物が高層化することにより、地震や風による建物の揺れが大きくなります。これを抑える技術として「免震」や「制振」を採用しています。
免震は、建物に免震層を設けることで、地震による地盤の揺れを建物に伝わりにくくする技術です。通常の建物(非免震)に比べ揺れが大幅に低減され、家具の転倒や内外装の損傷を防止します。
制振は、建物に制振装置(ダンパー)を配置することで、地震発生時の揺れのエネルギーを吸収させ、建物全体の揺れを抑える技術です。大地震の後も簡単な補修で住み続けることができ、建物の致命的な損傷を避けて資産価値を守ります。

免震・制振技術

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