サステナビリティ

社長メッセージ

建設業全体の未来のためにも
社会から選ばれる企業を目指していきたい

私たち鴻池組は、1871(明治4)年の創業以来、社是である「誠実・懇切・敏速」の精神に則り、もの創りを通じて人々が安心して暮らせる社会の実現に貢献してきました。近年は創業150周年を機に長期ビジョン「KONOIKE ONE VISION 2050」を策定しました。私たちは、お客様をはじめとする全てのステークホルダーに持続的な価値を提供し、社会から選ばれる企業を目指しています。

「従業員エンゲージメントトップの会社にしたい。」それが2021年に社長へ就任する以前からの私の夢でした。そこで、長期ビジョンや中期経営計画の中核には、業績目標に加えて従業員エンゲージメントの継続的な向上を掲げました。そして、健康経営ビジョンの策定や教育・研修の充実を図るとともに、社員一人ひとりにとって働きやすい職場を目指して、業務の効率化やDX化などを推進しています。有給休暇取得率、現場閉所率、男性育児休業取得率などについついても、目標達成に向けた制度や仕組みを整備してきました。とりわけ2024年は社内SNS「My ESGサイト」が社員に定着しました。社員一人ひとりが気づきを自由に投稿することで、ふだん接点がない同僚への相互理解を自然な形で深めていることを嬉しく思っています。このように社員が自分の考えを率直に語り、持てる力を発揮できる職場環境であることは、鴻池組の未来にとってきわめて重要です。いきいきと働く社員の行動や言葉は、必ずや社会の皆さんへと伝わり、鴻池組に対する信頼や安心の基盤となっていくからです。今後も「従業員エンゲージメントトップの会社」という夢の実現に近づくため、より一層働きやすい職場づくりを進めていきます。

一方で、「鴻池組だけのことを考えていてはダメだ」という思いも強くしています。先日、ある大学の建築学科で講義をした際、出席している学生の中で施工管理志望者はほんのわずかでした。このままでは業界全体の人材不足により、工事を受注したくてもままならない事態に陥りかねません。ですから、鴻池組だけでなく建設業全体の魅力を高める必要があるのです。そして、建設業の魅力を社会の皆さんに知っていただくための活動にも取り組んでいきたいと考えています。気候変動問題は深刻化し、国際情勢やエネルギー情勢が混迷する中、建設業を取り巻く状況は厳しさを増しています。鴻池組にとって、2025年は中期経営計画(2023-2025年)の最終年度という位置づけを持ちます。引き続き、人材の育成と働きやすい職場を作る取り組みを推進しつつ、建築・・土木技術によって社会的な諸課題の解決にあたっていく方針に変わりありません。とくに脱炭素や再生可能エネルギーといった環境領域の事業を、建築・土木に続く第3の柱として育てるべく取り組んでいきます。そして、鴻池組のみならず、建設業全体の未来のために力を尽くす所存です。

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