技術とソリューション

地震観測ネットワーク

地震や風の観測記録を蓄積し、より高度な建物設計や新たな技術開発に活用しています。

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概要

超高層建物や免震建物などを中心に、当社が設計・施工もしくは施工した9つの建物において地震観測を実施しています。(2019年4月現在) 観測された地震や風の記録は、耐震性能・耐風性能の評価に有効かつ不可欠です。当社の技術研究所では、地震時挙動や効果を実地震で検証するため、本館および隣接する構造実験棟にて地震観測を行なっています。適用した構造技術の評価や確認を行うことで、より高度な建物設計や新たな技術開発に活用しています。

観測記録の活用

地震観測によって建物の構造特性に関する基礎データの収集や、導入された構造技術の評価・確認を行っています。兵庫県南部地震や東北地方太平洋沖地震時には非常に貴重な強震記録が観測され、観測建物の地震応答評価や設計法の検証を行いました。また、免震建物で得られた多くの観測記録から、地震時の加速度低減効果を確認することができました。

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