技術とソリューション

サイド・ポ・スト工法

"塗って耐震"をキャッチフレーズに、住まいながら工事ができる新しい耐震補強工法です。

技術概要

サイド・ポ・スト工法(組立鉄筋[Aタイプ]を使用したそで壁付柱の耐震補強工法)は、そで壁付柱を有する建物(RC造またはSRC造)を対象とした耐震補強工法です。補強する部位に組立鉄筋を建て込み、その上から特殊ポリマーセメントモルタル(SPCM)を塗り込むことによってせん断強度を増大させるものです。

特徴

左官工によるコテ塗り作業が中心となるため、振動・騒音・粉塵が非常に少なくなります。また、片側(外側)のみ補強する場合でも、その補強効果が十分に得られるので、「居住者が住まいながら」だけでなく、「建物の機能や意匠性を大きく損なわない」、さらには「他の耐震改修工法を併用した」改修工事も可能です。

組立鉄筋[Aタイプ]は、溶接された主筋の降伏点,引張強さ及び伸びが溶接前の母材のJIS規格値以上であり、溶接点のせん断強度がせん断補強筋の規格降伏点強度以上になるように品質管理された組立鉄筋です。

本工法は、PMG-SWR工法研究会(会長;松崎育弘 東京理科大学名誉教授)が開発した耐震補強工法であり、平成22年11月に一般財団法人日本建築防災協会より技術評価(建防災発 第2669号)を取得しています。

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