技術とソリューション

橋梁関連技術

技術概要

社会資本ストックが更新の時期を迎えつつあります。特に道路用橋梁では、今後の10~20年間に、全橋梁の約2/3を占める高度成長期に建設した大量の橋梁への対応が必要となります。鴻池組では、これらの橋梁を低コストで耐久性に富む構造物に更新するために、以下の技術をご提案します。

小型道路高架橋の急速・省スペース(クル・スル)工法

               
・ 寸法を極限まで縮小化するとともに、施工性を考慮したシンプルな構造の小型道路高架橋です。
・ 従来の道路高架橋と比較して、単位延長あたりで、建設コストの約20%縮減、工期の約70%短縮が可能となります。また、ほとんどの作業が中央分離帯程度の占有で行えます。

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道路橋床版取替 (クイック・チェンジ)工法

                 
・ 疲労損傷したRC床版を、高品質なサンドイッチ型複合床版へ、素早く取り替える工法です。
・ 従来のRC床版と比較して、軽量・高剛性・高耐久性であり、LCCを低減します。また、急速施工により、工期および交通支障日数を大幅に短縮できます。

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急速立体交差化(QCIB) 工法  

                       
・ 主桁、橋脚、フーチングをすべて鋼製のブロックプレキャスト構造とし上下部一体構造としたラーメン橋であり、耐震性および経済性に富む橋梁施工法です。
・ 基礎杭に回転貫入鋼管杭「つばさ杭」や「ねじ込み式マイクロパイル」を採用することにより、無排土施工、低騒音・低振動施工が可能であり、さらにセメントミルクを使用しないため地下水の汚染や産廃などの問題を生じさせません。
・ 交差点の橋梁部は、交差点を避けた最少の作業占有領域内で一体組みし、エアーキャスターまたは自走式台車で運搬し、接合します。閉合作業は1晩4 h 程度で施工できるため、交差点の交通規制を大幅に短縮できます。
・ 従来工法と比較して、現場施工期間を4.5ヶ月程度に短縮し、かつコストを従来の10%程度減少できます。

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