技術とソリューション

圧縮梱包による有機物の減容化

放射能汚染物等の減容化技術

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技術概要

除染や災害廃棄物処理に伴い大量発生する木質系廃棄物は、木材のチップ化等により減容化が図られますが、そのまま大型土のうに収容するだけでは、嵩密度が低く、十分な減容化効果が得られません。また、嵩密度が低いままですと、仮置き期間中に腐敗しやすく臭気が発生したり、型崩れなどの変形が生じたりなどの問題が生じます。そこで、これらの除染有機物を圧縮梱包機により圧縮し、密度を高めたうえで保管用の大型土のうに収納します。これにより、以下の効果が期待できます。
①仮置き物の容積を少なくすることで、限られた仮置き場所を有効に活用できます。
②圧縮梱包物の高密度に伴い、強度も向上するため、積み重ね時の安定性が向上します。
③腐敗速度が遅くなるため、臭気や変形の発生を抑制できます。

減容化の効果

稲わらでは約50%、木材チップでは約20%の減容化効果が得られます。
除染廃棄物のほか、災害廃棄物として大量に発生する畳の減容化にも効果を発揮します。


技術の詳細はこちら 放射能減容化(表)圧縮梱包.pdfpdfファイルを開く

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