技術とソリューション

統合せん孔支援システム「ドリルNAVI」

余掘りゼロを目指して
[NETIS登録技術:KK-160012-VE]

技術概要

ジャンボのブームに位置検知用センサーを追加し、3本のブーム全てに穿孔探査機能を搭載することで、切羽全断面の穿孔誘導と、日々の穿孔時における地山性状の把握が可能となりました。これらにより、長孔発破などの穿孔を高精度で行い、余掘りを最小限に抑えて、高速で安全な長距離トンネルの掘削を実現します。

システム概要

◆ 穿孔誘導技術「ドリルNAVIGATION」 
・自動追尾式TSと位置検知用センサーによる削岩機の誘導技術です。
・切羽外周孔や芯抜き孔などの発破孔、ロックボルトなどトンネル周方向の全穿孔について±5cmの高精度で誘導が可能です。

◆ 地山診断技術 「ドリルEXPLORER」
・全削岩機に穿孔探査機能を搭載し、穿孔時に穿孔データを自動取得して3次元の穿孔エネルギーを出力表示する技術です。オペレータが通常作業において削岩機の油圧ポンプを起動するだけで穿孔データを自動記録しますので、データの取り忘れが発生しません(オートスタート機能)。
・切羽前方やトンネル周辺の地山性状を定量的に把握することができます。

◆ 情報共有技術 「ドリルNET」
・ネットワーク回線で、穿孔データや保守データを情報共有する技術です。
・穿孔データを汎用のCIMソフトに出力できるため、工事関係者内で穿孔データや保守データを情報共有が容易に行えます。


技術の詳細はこちら 統合せん孔支援システム「ドリルNAVI」211116.pdfpdfファイルを開く

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