コンクリート湿潤養生シート

技術概要

湿潤養生シートは、保水性に優れるコットン系不織布（保水部）とポリエステル製非透水性フィルムで構成され、保水部の不織布には、あらかじめ改質効果を有するケイ酸塩を含む水溶液を含浸、乾燥させてあります。
現場では、シートに水をしみ込ませコンクリート構造物に貼り付けるだけで、コンクリート表面に水分を供給するとともに湿潤状態を維持し続け、鉛直面や下面であっても水中養生と同等の養生効果を得ることが可能です。

特徴

・大きさが950mm×600mmで、一人でもシートの貼り付け作業が容易にできます。
・シートを貼り付けた後は新たに水を供給する必要がありません。
・シートは転用して使用（合計3回）しても効果が低下しないことを確認しています。

養生効果

圧縮強度、耐中性化、表面緻密性（透気試験）ともに、従来工法である封緘養生と比較して優れており、また、水中養生と比較し、同等もしくはそれ以上の値となっています。

圧縮強度試験結果

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技術の詳細はこちら　コンクリート湿潤養生シート.pdf

技術とソリューション
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