技術とソリューション
本工法は、高水圧が作用する滞水砂礫層でも施工することができる泥土圧シールド工法です。泥土改良剤を用いてスクリューコンベア内に切羽土圧に対抗する止水プラグを形成させることにより、高水圧が作用する滞水砂礫層を噴発させることなく安全に掘進することができます。
大深度掘進でありながら立坑用地が狭く泥水式シールドが適用できない場合に、大幅なコストダウンを図ることが可能です。
スクリューコンベア内に形成する止水プラグにより切羽圧力を保持することができます |
止水プラグ形成状況 |
・高水圧(1MPa)が作用する滞水砂礫層でも安全に施工できます。
・スクリューコンベア内で掘削土砂を薬剤で改良し、切羽水圧に対応する止水プラグを形成させます。
・立坑基地は通常の泥土圧シールドと同様に狭い用地で施工できます。
・小口径~大口径でも適用できます。
・複合地盤においては通常の土圧シールドとして効率良く施工できます。
技術の詳細はこちら ケミカルプラグシールド.pdf