技術とソリューション
本工法はシールド掘進とセグメント組立てを同時に施工しサイクルタイムを大幅に短縮できる新しい工法です。
① 通常の掘進速度で、施工サイクルタイムを20~40%短縮できます。
② 機長は従来のシールド機と同程度なので、立坑サイズはかわりません。
③ 泥水式、土圧式どちらにも適用できます。(シールド機外径φ2.8m以上)
④ セグメント組立て位置が移動しないので、安全に組立てを行えます。
⑤ セグメントの種類に関係なく高速施工ができます。
⑥ 半径100m程度の曲線ならそのまま対応できます。
(急曲線は中折れ機構を追加し、ラチスジャッキで中折れさせます。)
◆ ラチスジャッキ機構
シールド機の前胴と後胴を掘進・方向制御・トルク伝達の機能を備えた6本のラチスジャッキで連結しカッタヘッドの位置・姿勢を任意に制御します。
◆ テレスコピック機構
前胴と後胴が二重構造でスライドできる機構となっており、セグメント組立て作業中に前胴のみ前進することができます。
◆ 前後揺動型エレクタ
前後揺動ジャッキと並行リンクによりエレクタヘッドが前後揺動可能になっています。この機能により、既設セグメント上に置かれたセグメントピースの位置までエレクタヘッドが移動でき、セグメント組立て作業の高速化が図れます。
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技術の詳細はこちら ラチス式シールド゙.pdf