技術とソリューション
本ソイルセメント高流動化技術は、新たに開発した2種類の流動化剤(主剤、助剤)を最適な比率でセメントミルクに併用添加することで、セメントミルクの注入量を低減しても、強度を低下させることなく、ソイルセメントに高い流動性と凝結遅延性を与えることを可能とするものです。
流動化剤(主剤・助剤) |
![]() 流動性の比較(フロー試験) |
◆環境負荷の低減 セメントミルクの注入量および廃棄スラリー(産業廃棄物)の発生量を、従来の工法に比べ40~50%低減できます。 ◆ 施工性の向上 施工性が大幅に向上し、施工サイクルタイムが短縮されます。 ◆ ソイルセメントの品質向上 高密度および均質で高品質なソイルセメントが造成されます。 ◆ 経済性 材料費(セメント・水・ベントナイト等)および産廃処分費の削減により、工事費のコストダウンを可能とします。 |
![]() 開削後の地中壁体状況(漏水なし) |
強度低下させることなく、任意の硬化時間に調整できる技術を開発しました。硬化時間を調整することで、芯材の建て込みをまとめて実施できるなど、作業性の向上に繋がります。
技術の詳細はこちら 環境負荷低減型ソイルセメント.pdf 環境負荷低減型ソイルセメント技術を高度化.pdf