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鴻池組、超断熱素材TIISA®を用いた高性能断熱塗料の実証実験を開始 ―つくばテクノセンターで長期性能評価を実施―

2025年12月22日 リリース

株式会社鴻池組(大阪市中央区 代表取締役社長 渡津弘己)は、株式会社Thermalytica(茨城県つくば市 代表取締役 大槻智洋)と共同で、技術研究所つくばテクノセンター(茨城県つくば市)にて、超断熱素材TIISA®を用いた実証実験を202591日(月)から開始しました。


実証実験の背景

近年、建築分野においても脱炭素・省エネに関する取り組みが急速に進展しています。20254月からすべての新築建築物(住宅・非住宅)に省エネ基準適合が義務化され、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)への注目がさらに高まっているなか、脱炭素・省エネに寄与する技術が求められています。

そこで、Thermalyticaが開発した超高性能な断熱素材「TIISA®」を用いた断熱塗料を建築物の外皮に採用した実証実験を行うこととしました。実験では、「TIISA®」の混合量をパラメータとした様々な塗料を実際の建物屋根面に施工し、温度や熱流を長期観測することで、その断熱効果や省エネ効果などについて検証しています。また、塗料の性能として重要である外部環境における耐久性についても、促進耐候性試験などを実施しています。

超断熱素材TIISA®とは

超断熱素材TIISA®は、「Thermal Insulation Inflatable-Solid-Air(断熱膨張型固体空気)」に基づいて命名された新素材です。特殊な微細構造により、市販のエアロゲルよりも3桁小さい粒径を実現し、同じ重量で利用できる体積が最大で10倍に増えるため、軽量で経済的です。さらに、99%以上の空隙率を持つ多孔構造体が、固体伝熱および気体分子の衝突に伴う伝熱を抑制することで、高い断熱性を備えています。

(※)画像提供 株式会社Thermalytica

今後の展開

今後も超断熱素材「TIISA®」の可能性について検証を進め、建物の省エネ化・脱炭素化に寄与する断熱技術の確立を目指してまいります。

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