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測量相番ロボット「スタッフィー」メディア公開イベントを実施

~遠隔操作ロボットによる測量業務省人化の取り組み~

2025年09月02日 リリース

株式会社鴻池組(本社 大阪市中央区 代表取締役社長 渡津弘己)は、2025829日(金)に技術研究所つくばテクノセンター(茨城県つくば市)にて、建ロボテック株式会社(本社 香川県木田郡三木町 代表取締役社長兼CEO 眞部達也)と開発した測量相番ロボット「スタッフィー」のメディア公開を行いました。本ロボットは、建設現場の人手不足を解消し、作業の効率化と省力化を実現するものです。


測量相番ロボット開発の背景

建設業界では、熟練技術者の高齢化や人手不足が深刻な課題となっています。特に、測量作業は21組で行う必要があり、人件費や工数の増大につながっていました。そこで、鴻池組とロボット開発企業の建ロボテックが協力し、測量作業を自動化するロボットの開発に取り組みました。

測量相番ロボット「スタッフィー」の特徴

本ロボットは測量用スタッフを鉛直保持するためのXYテーブル、スタッフ回転機構、測量点マーキング用ソレノイド、スプレー装置、移動用駆動輪などの機構を搭載しています。遠隔操作用カメラシステムを搭載しており、ディスプレイ付きプロポーショナルコントローラによる遠隔操作が可能です。実証実験の結果、XYテーブルと回転機構により、スタッフが鉛直精度を維持し、目盛面がオートレベルの方向に適切に向くことを確認しました。従来の2人作業と比較して、オペレーター1人で作業ができるため省人化が可能となります。

メディア公開実験の内容と成果

メディア関係者を招待し、公開実験を行いました。当日は建ロボテック眞部社長と鴻池組ICT推進部門担当者によるシステム説明とデモンストレーションが行われました。公開実験の結果、オペレーターひとりで作業が可能となり、測量スタッフの鉛直精度を維持しつつ、オートレベルの方向にも適切に向けられることを確認しました。

今後の展望

鴻池組は、「スタッフィー」の建設現場への導入を進め、測量業務の自動化による生産性向上に取り組みます。また、本ロボットシステムの更なる機能拡張や、他の建設作業への応用も検討していきます。ICTの活用で、建設現場の課題解決に貢献していきたいと考えています。

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