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鴻池組が隠岐の島町で2か所目の小水力発電所運転開始

2025年08月05日 リリース

2025年730日、株式会社鴻池組(本社 大阪市中央区 代表取締役社長 渡津弘己)は、島根県隠岐の島町に所有する油井(ゆい)発電所において運開式を行いました。

取り組みの背景

鴻池組は、1939(昭和14)年以来、隠岐諸島で建築・土木工事に携わり、隠岐の島町でも工事を多数手がけてまいりました。その隠岐の島町では、近年脱炭素社会の推進や持続可能な街づくりを通した地域活性化を進める施策を打ち出しました。隠岐の島町における再生可能エネルギー事業の取り組みの中で、鴻池組はそれに賛同し、20226月には隠岐の島町と再生可能エネルギーの推進等に関する包括協定を締結しました。

鴻池組の再生可能エネルギー計画における油井発電所の位置づけ

鴻池組におけるSDGs目標達成への取り組みをまとめたKONOIKE Next Vision for SDGsに掲げた目標のうち、「2030年までに事業で使用する電力の80%を再生可能エネルギーで発電・調達」を達成するための取り組みの一環です。

鴻池組は現在、隠岐の島町で南谷発電所を運営・維持管理を行い、当社子会社である隠岐グリーンパワー合同会社では地元雇用を行い木質バイオマス発電にも取り組んでいます。

参考:関連リリース
鴻池組が隠岐の島町で4月から小水力発電所の運転開始
隠岐グリーンパワー合同会社 隠岐の島町でバイオマス発電運転開始

また、鴻池組による小水力発電の取り組みとして、上記の南谷発電所に加え、東灘発電所(兵庫県神戸市)、小長辿(こながたわ)発電所(兵庫県香美町)を運営・維持管理しており、このたびの油井発電所で4件目となります。

参考:関連リリース
東灘第1低層配水場にて小水力発電事業を開始しました
兵庫県香美町 小長辿(こながたわ)発電所の運転開始

鴻池組ではこれら再生可能エネルギー事業への取り組みを通じ、持続可能な社会実現への貢献を果たしてまいります。

油井発電所の沿革

1951年 3月  中国配電株式会社により発電開始(横軸ペルトン水車)

2022年10月  中国電力ネットワーク株式会社から鴻池組へ譲渡

2023年 4月  鴻池組にてリプレイス工事に着手

2025年 7月  鴻池組にて運転開始

発電所譲受について

再生可能エネルギーによる発電事業を継続して進めていくことを鴻池組の目標とし、隠岐の島内で地方創生や地産・地消を目的とする分散型エネルギー開発(小水力発電、バイオマス発電)を隠岐の島町のみなさんと共同で進めてきました。その具体方策の一つとして、中国電力ネットワーク株式会社より南谷発電所と油井発電所の譲渡を受けたものです。南谷発電所、油井発電所ともにリプレイス工事を実施し、南谷発電所は2024年4月に運転を開始しています。

鴻池組におけるリプレイス工事内容

・水車・発電機の製作・設置(リプレイス)

・水圧鉄管の補修及び交換

・建屋(発電所)改修    

                         

油井発電所諸元(リプレイス後)

発電所名  :油井発電所

設置場所  :島根県隠岐郡隠岐の島町油井

発電型式  :ダム式 縦軸ペルトン水車(イタリアのIREM社製)

最大出力  :199.9kW 

発電使用水量:0.155m3/s

最大有効落差:178.99 m

取水堰堤高 :13.7m

取水堰堤長 :40.00m                       

水系・河川名:油井川水系油井川

    

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