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道東道4車線化 最初のトンネルが貫通

広内トンネル(新得町)

2023年12月21日 リリース

このたび、NEXCO東日本北海道支社が建設を進めている新得工事広内トンネルが貫通し、20231215日に貫通式が行われました。工事関係者や地元関係者約115名が出席し、無事貫通を祝いました。広内トンネルは延長910メートル、幅員7メートルのNATMトンネルで、道東自動車道(以下、道東道)4車線化における最初のトンネルです。施工は鴻池組・中山組JVが担当しました。

本工事は、道東道トマムIC~十勝清水IC間の約9.5km区間の4車線化のうち、上川郡新得町内のトンネル、土工及び橋梁下部工事等を行うものです。

道東道は、20168月の台風により国道274号が通行止めになった際に札幌圏と道東圏をつなぐ代替道として活躍しました。しかし、暫定2車線で供用が開始されたために、対面通行による事故や通行止めが懸念されており、災害時を見据えた強靱化や移動の時間短縮を実現するため、4車線化が急がれています。

今後はトンネルの覆工コンクリート工事やトンネル前後区間の土工事区間の整備を進め、20252月の竣工を目指します。地域社会の発展と安全な交通環境の維持に向けて引き続き努力していく所存です。

工事名称:道東自動車道 新得工事

工事場所:北海道上川郡新得町字新得地内

工  期:20221月~20252

発注者名:東日本高速道路() 北海道支社

施  工:鴻池組・中山組JV

工事概要:高速道路 延長:3,452

①広内トンネル:延長 910m NATM 発破掘削(補助ベンチ付き全断面工法)

②土工延長 2,030m 土量25m3 軽量盛土工(EPS) 359m 

③広内川橋:延長221.7m 橋台2基、橋脚3基 場所打ち杭φ1,200 37本(最長L=19.5m

深礎杭φ4,000 8本(L=15.0m) L型擁壁

④ペンケオタソイ川橋:延長292.2m 橋台2基、橋脚2基 

場所打ち杭φ1,000 49本(最長L=15.0m) 深礎杭φ2,500 2本(最長L=21.5m

⑤推進工 1

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