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(公社)日本推進技術協会 黒瀬賞受賞

2022年06月09日 リリース

令和4525日、(公社)日本推進技術協会定時社員総会において、当社、東京本店 土木部 須長重雄所長と東京本店 土木企画部 川本英人課長が黒瀬賞を受賞しました。

(公社)日本推進技術協会は、事業活動として推進工法、工事に関する調査研究を行い、その技術の向上を図るとともに効率的施工に努め、もって下水道事業の円滑な整備促進に寄与しています。
黒瀬賞は、協会事業の一つとして、故黒瀨義仁氏((株)イセキ開発工機会長)のご遺族からの寄付金をもとに黒瀬記念推進技術振興基金を設け、平成元年度より推進技術等の発展振興を図ることを目的として推進工法の普及、推進技術等の開発、研究に携わる個人または団体を以下の(1)~(4)を対象に、表彰、助成するものです。

1)推進工法の普及に著しく功績のあったもの(表彰)

2)推進技術およびその関連技術の進歩発展に著しく功績のあったもの(表彰)

3)推進技術およびその関連技術の進歩に著しく貢献する研究等に携わるもの(研究費の助成)

4)前年の月刊推進技術に発表された論文および報告のうち推進技術の進歩発展に顕著な貢献をなすと認められる優秀な論文(表彰)

この度は、(4)優秀論文部門の受賞で、「辻堂南部放流管築造工事」での国内で3例目となる推進延長100m 超のボックス推進工法について投稿しました。
概要としては、辻堂海岸(砂浜)に設けた発進基地から藤沢市辻堂浄化センター内までの放流管154m を、密閉型ボックス推進工法(泥土圧式)により、国道134 号、および飛砂防備保安林の直下を土被り1.64.2m の小土被りで築造したものです。
この論文が、推進技術の進歩発展に顕著な貢献をなすと認められ、高く評価されての受賞となりました。

同研究は、2020年度 鴻池組技術研究報告でも報告されています。

2.4mの土被りで国道を横断したボックス推進工事」

 https://www.konoike.co.jp/solution/thesises/2020_civil_05.pdf

また、同工事においては、下記を受賞しています。

■令和3年度藤沢市優良建設工事表彰 辻堂南部放流管築造工事 令和31021日 

■令和3年度優良賞 建設業労働災害防止協会 辻堂南部放流管築造工事 令和3107

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