- 2018
- ホテル・宿泊施設
立命館大学OICインターナショルハウス
OUTLINE
効率と快適性を両立した、大学の国際寮
大阪府茨木市に位置する立命館大学 大阪いばらきキャンパス(OIC)は、「アジアのゲートウェイ」「都市共創」「地域・社会連携」という3つの教学コンセプトを軸にした、アジアと世界をつなぐキャンパスである。OICインターナショナルハウスは、アジアを中心に世界からの学生が集う拠点として整備された。留学生だけでなく日本人学生がレジデントメンターとして入寮し、生活を共にする混住型国際寮となっている。
SOLUTION
お客様との約束
最大の特徴は、ユニットシェア型の居住スタイルの導入である。 6 人でキッチンなど水まわりを共用し、かつ独立した居住空間(ユニット)を設け、日常的に交流しやすい空間となっている。株式会社長栄が建設した寮を立命館が賃貸借し、立命館専用の国際寮として運営を長栄に委託する新しい取組のなか、建設コストを可能な限り抑える計画が求められ、仕様および空間のバランスを配慮し、無駄を省く設計を行った。
DATA
建築主 | 株式会社長栄 |
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所在地 | 大阪府茨木市 |
設計 | 意匠:井上和彦・武藤省・樋口展寛 構造:神澤宏明・福原哲夫 設備:大岩大志・平田啓悟 |
構造・規模 | 延床面積:3,291.74㎡ 構造:鉄筋コンクリート造 規模:地上5階・塔屋1階 |
竣工年月 | 2018年2月 撮影:㈱写真通信 |