- 2018
- マンション・集合住宅
コンフォール松原B２街区第２住宅
OUTLINE
まち全体で創りだす、新しい団地風景
コンフォール松原B２街区第２住宅新築工事は、松原団地の建替事業の最終期にあたる。B２街区は、建替街区の中で駅から最も遠い場所に位置している。
SOLUTION
お客様との約束
駅前から続く街区をつなぐ緑道がB２街区の中を通り、風・緑・光・鳥の道をつくり出している。この環境が憩いを演出し、豊かな散策道として駅からの遠さを和らげている。街区外周部に平行に配置された住棟と、中庭の曲線状の緑道に沿って斜めに配置された住棟により、団地の風景を従来の均一的なものから脱却する事を目指した。エントランスホールはB２街区全棟で共通の素材を使用し、各住棟では独自の色と素材をアクセントに使用し、街区の統一感と住棟ごとの個性をつくり出した。
DATA
| 建築主 | 独立行政法人都市再生機構 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県草加市 |
| 設計 | 意匠：荻原健 構造：田中逸郎 設備：生方修・鶴岡千秋 |
| 構造・規模 | 延床面積：c棟7866.81㎡、d棟6053.35㎡、e棟4263.37㎡ 構造：鉄筋コンクリート造 規模：23号棟・24号棟 地上11階、25号棟 地上9階 |
| 竣工年月 | 2018年3月 撮影：㈱エスエス |
街区全景。駅前から延びる緑道が各街区を結ぶ。
街区正面。奥に斜めに配置された住棟が見える。
住棟毎に異なるエントランス外観。
住棟毎に異なるエントランス外観。
共通の素材と、異なる素材を用いて街区の統一性と個性を持たせた。
共通の素材と、異なる素材を用いて街区の統一性と個性を持たせた。
共通の素材と、異なる素材を用いて街区の統一性と個性を持たせた。
住棟間に設けたペットケアも可能なフリースペース。
２LDK。派生タイプも含め多数の住戸形式を想定している。
緑道に沿って斜めに配置された住棟が、団地の景観に変化を持たせている。