ジオ神戸本山中町

OUTLINE

街と調和しながら魅力を放つ集合住宅

• #共同住宅
• #景観配慮
• #二丁掛タイル貼
• #グッドデザイン賞

JR神戸線と国道 2 号線の中間地点にあり、南側に向かって緩やかな傾斜となる閑静な住宅街に位置する分譲マンションである。周辺の街並みとの調和を図りつつ、建物構成と素材、ランドスケープにこだわることで、神戸・本山中町にふさわしい個性を持つ建物を実現した。

SOLUTION

社会との約束

六甲山に近い立地特性を鑑み、建物周囲に植栽を豊富に配置。緑に包まれた心地よい住環境を目指すとともに、周辺環境にも寄与する植栽計画とした。季節を問わず緑を楽しめるよう、常緑樹と落葉樹を交互に配置している。

お客様との約束

建物中央に共用部を配置し、南北に住戸を配置したシンプルな構成とした。全住戸角部屋で、自然光が入りやすく明るい住空間となっている。建物のファサードを特徴づけるのは、中央の大壁。その奥に EV ホールがあり、自然光が注ぎ、外と内がつながる空間を創出。EV 扉が開いた瞬間に、視線が外部まで抜けるようになっている。外壁全面には二丁掛タイルを採用し、重厚感を演出。風除室の壁面には明るさと質感のあるボーダータイルを選定し、居住者をやさしく迎え入れる空間を創出している。1 階エントランスホールの意匠壁には六甲山の水系を表現したクリスタルパネルを使用し、高級感を演出している。