Surfeel Naha Building

国道に面した西面外観：間口は11mのペンシルビル。1階は店舗、2～8階は事務所、9、10階はワンルーム住戸

北西面外観夜景：2～8階の事務所階はLow-eカーテンウォール

エントランスポーチ夜景

エントランスポーチ：光壁のアプローチ空間

エントランスホール兼1階EVホール：ポーチから連続する光壁に案内サインを表示

基準階事務室：各階、国道側と反対側に2つの事務室を計画

住戸フロアEVホール：各階に4住戸を計画

住戸リビングルーム：サッシは台風対策として耐風圧S-7以上、ダブルクレセントを採用

OUTLINE

沖縄の景観になじむ、複合施設

沖縄県那覇市に位置する、店舗・事務所・住宅の3つの用途を持つ複合施設である。計画地は間口11ｍ、奥行37ｍの狭小地で、延焼線によるカーテンウォールの防火対応が必要であったが、確認申請が法改正直前の2019年であったことから個別認定ではなく通則認定で可能となった。

SOLUTION

お客様との約束

国道に面した1階に約70㎡の店舗スペース、2～8階には南北合わせて計14室の事務室を設けた。9・10階はワンルーム住宅で、周囲に高い建物がないため那覇市内を一望でき、北側住戸は波上宮側の海まで見渡すことができる。全体の色調はコーラルホワイト、部分的に琉球石灰岩を採用し、沖縄の景観に馴染むよう配慮した。内装デザインについては、細長いエントランスポーチを光壁によって奥に引き込むような設えとし、2～8階のEVホールに珊瑚をちりばめたような壁紙、9・10階に木調の壁紙を採用。風土を感じさせるデザインを目指した。

DATA

建築主	明治土地建物株式会社
所在地	沖縄県那覇市
設計	意匠：池田賀典・尾澤惇也構造：浅井純設備：冨上祐輔
構造・規模	延床面積：2,151.57㎡構造：鉄骨造規模：地上10階
竣工年月	2020年12月撮影：㈱アイオイ・プロフォート

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