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鴻池組

鴻池組ものづくり日誌日々研鑽

伊賀市庁舎新築工事

伊賀市庁舎新築工事

Topics2.免震装置の上に鉄骨を建てる

2018年05月07日

基礎部に設置された免震装置の上に、鉄骨を直接建てる工事を中心に紹介します。施工上の工夫ポイントは4点あります。

① 免震積層ゴム拘束材設置
今回は免震積層ゴムの上に第1節鉄骨(約11m)を建てるために、柱の転倒防止(安全対策)および建て起こし精度(品質)確保のため、免震装置の拘束材を改良しました。
構造計算の結果、鋼材(L-90×90,t=7㎜)とターンバックルを併用する方法を採用し、段階的に荷重の開放を行う計画としました。
これにより、不安定な積層ゴムの上で柱脚位置を確保でき、柱の精度確保につながりました。

② 鉄骨建方と同時に鋼製ダンパーを設置
最下階の梁鉄骨の建方前に鋼製ダンパーを設置すると梁鉄骨の取り付けが困難になります。そのため、ダンパーの基礎工事は配筋(スタッド部)までに留め、先行搬入した鋼製ダンパーを最下階の梁鉄骨にセットして柱に取り付け、本締め後に基礎コンクリートを打設しました。

③鉄骨建方におけるその他の工夫
建物外周部の2階床が3階から吊られる構造となっているため、2階鉄骨建方時には四角支柱の仮受けを8ヶ所設けることで対応し、屋根小屋組についても精度確保のために四角柱で対応しました。
また、これに関連する仮設ピースを鉄骨に取り付けて搬入するため、鉄骨製作図作成段階(建方3ヶ月前)で建方計画を取りまとめています。これにより、作業安全性と品質を確保することができました。

④ 鉄骨建方時の安全対策
天井のない執務室部分にはカバープレート梁(化粧梁)が採用されているため、鉄骨建方時の安全水平ネット用のフックが溶接できず、ネットクランプも設置できませんでした。そこで、取り外しのできる脱着式フックを採用しました。
また、建方時の外側柱の転倒防止対策として、コンクリートウェイト(1m角)を建物周囲に配置しました。


 

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