松本市と東筑摩郡波田町の境にある農業用水路「梓川隧道」(昭和25年に完成)は完成から約60年が経過し、トンネル内のコンクリート壁が老朽化していた。農水省は平成17年度に始めた頭首工の建て替えに伴い水路の補修工事を計画し、トンネルの内壁全体をプラスチック製のプレートで覆うパルテムフローリング工法が採用された。