実績紹介

重要文化財 周防国分寺金堂

工事概要

当建物は江戸時代に再建された重要文化財の周防国分寺金堂で、長年の風雨による劣化と蟻害などで著しく損傷していることが判明、全解体修理を行うことになりました。修理方針として、構造体軸組の強度低下材の補強はその部位毎に新材で取替え、金物による補強と古材の繕いを基本に、延7ヶ年の歳月をかけて完工しました。

所在地 山口県防府市
発注 宗教法人国分寺
設計・監理 財団法人文化財建造物保存技術協会
構造・規模 木造
平面積  548.98m2
軒面積 1,000.3m2
竣工年月 2004年9月
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