阪神淡路大震災で石垣の崩壊崩落により甚大な被害を受けた重要文化財である明石城の2つの櫓は、城郭建築において、国内初の曳き家工法を取り入れました。櫓に補強鋼材を取付け、ジャッキアップし、ころ台に載せて、移動させ、仮置きし、土台部分の石垣修復後、再び櫓を曳き戻しました。