実績紹介
八代郡竜北町、宮原町(現氷川町)、千丁町、鏡町、東陽村、泉村(現八代市)の一般廃棄物の焼却灰、焼却残さを、最終処分するための処分場。廃棄物の飛散防止、臭気の拡散防止と雨水の流入防止のため、建屋は処分地を覆うクローズドシステムを採用、遮水シートは5層構造で非常に強度の高いものを使用、処分場の基礎地盤はセメント混合攪拌により改良し、万一の遮水シートの破損でも浸出水が地下に浸透しにくい構造になっている。さらに万全を期すために、漏洩検知システムを採用し、24時間管理棟で集中管理を行っている。浸出水処理方式は、不純物を取り除き純水に近い処理ができる逆浸透膜(RO)方式を採用し、処理水は廃棄物の洗浄水として完全再利用。
所在地 | 熊本県八代郡氷川町 |
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発注 | 八代生活環境事務組合 |
構造・規模 | 処分容量 6,344m3×3池=19,032m3 遮水シート 5層構造7,800m2 飛散防止施設 81.1×26.5×H8.1m 1棟 浸出水処理施設 処理能力25t/日 半透膜ろ過方式 漏洩検知工 1式 鋼矢板:Ⅱ型 L=6.0m 1,069枚308t 調整池工 |
竣工年月 | 2006年1月 |