技術とソリューション

濃縮式推進工法

余剰泥水をリサイクル・Circulate Concentration

縮式推進工法(CCモール)の概要

本工法は掘削用泥水を濃縮しながら使用し、廃棄泥水と推力を減少させ、コスト縮減と環境負荷の低減を図る技術です。

1. 高性能分散剤(AK-2000)の添加で泥水の粘性上昇を抑制します。
2. 低粘性の泥水は高比重でも環流可能です。
3. 排出される余剰泥水は従来より高比重となります。
4. 75μm以下の粒子分が多い高比重を廃棄するため、泥水処分量を削減できます。
5. 掘削泥水の一部を抜き取り、分散性を損なわない安定剤を添加してボイド充填材とします。
6. ボイド充填材は濾水量が小さく、この後に注入する滑材の地山逸散を防止し、推力の安定に寄与します。

特長

・ 廃棄泥水量を削減できます。
・ 掘削泥水の一部をボイド充填材としてリサイクル利用します。
・ 滑材の地山流出が抑制され推力が安定します。
・ 切羽の安定性が高く、大断面・大深度での切羽保持能力が向上します。

適用範囲

基本的に泥水式推進工法に準じます。
適用土質:A土質(粘土・シルト分を含む砂質土)に好適
※泥水輸送設備を用いる他の工法にも応用できます。


技術の詳細はこちら 濃縮CCモール.pdfpdfファイルを開く

技術とソリューション
トップへ
技術に関するお問い合わせ
お問い合わせフォームへ