技術とソリューション

温度制御噴霧式

覆工コンクリート湿潤養生システム(K-tics)

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技術概要

本工法は、トンネルの覆工コンクリート対して、材齢に適した最適な温度で初期の湿潤養生管理 を実施するシステムです。

・養生台車により、コンクリート表面から30~60㎝程度の 密閉された養生空間を確保することができます。
・養生空間に粒形45~60μm程度の微粒の霧を充満させることにより、湿度90~100%の湿潤養生が可能となります。
・事前に温度応力解析を実施し、養生温度が最適状態となるよう噴霧温度を調節します。
・覆工セントルの後方に3スパン分の専用養生台車を連結することで、脱型後、7日間以上湿潤養生が行えます。

導入効果

・ 緻密で耐久性に富む構造物を構築できます。
・ 霧で湿潤状態を形成するため、複雑な形状断面、天井面、垂直面の養生ができます。
・ 部材厚の大きいアーチカルバートやボックスカルバートにも適用できます。

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